11月16日に 日経ウーマンエンパワーメントコンソーシアムが主宰する「G20EMPOWER:女性のリーダーシップとエンパワーメントを加速するアライアンス」の講演を行いました。リアルとオンラインのハイブリッド開催ということで、10社程度15名が会議室にリアル参加、残り30名程度がオンラインから参加されました。
当日は、G20EMPOWERの共同代表である、アキレス美和子さん(SAPジャパン株式会社人事戦略特別顧問)が、「G20 EMPOWERとしての今年の活動状況報告」を、そして塚原が各企業における意思決定層の女性拡大に向けたヒントとして、「G20EMPOWER ジェンダーレンズサーベイ調査結果&実践」について講演しました。途中Q&A、ワーク、最後は座談会も行い、各社からの参加者と積極的な質疑応答や交流もできました。
G20EMPOWERにおいて日本が貢献できたポイントとして、
1.重要なことを見極め最初に手を挙げる、2.フレンドリーで率直かつ粘り強いコミュニケーション、3.信頼できるパートナーと協働、の3点を挙げられ、ジェンダーギャップからみた日本の立ち位置は芳しくないけれども、肩身が狭くてもためらわず、一歩前に出る!という姿勢で臨むことの大切さを伝えて下さいました。また、女性の活躍を国内の業界間での狭い比較でなく、グローバルに自分の置かれている位置を相対化して、考えることの重要性を強調されました。
後半の質疑応答では、「日本の女性に根強くある価値観に企業の努力だけでは難しいので、どうしたらいいのか?」、「ペイギャップが起きる構造について」、「管理職に女性比率を挙げたいが女性が就きたがらないというのは本当か?」など、ジェンダー問題に対する鋭い質問を多数いただきました。アキレスさんと塚原から、無意識の偏見から社会や組織が陥りやすい女性参画を阻む構造と共に、女性をエンパワーし、変革をもたらしていくためのヒントをお伝えしていきました。
最後に、これから日経クロスウーマンの媒体で、各国のDE&Iの取り組みを読み解く連載を現地の担当者からの声も入れながら展開していく予定ですので、どうぞお楽しみにして下さい!
◆日経クロスウーマンの「日経ウーマンエンパワーメントコンソーシアム」G20 EMPOWERイベントリポート
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