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    東京大学にて、D&I研修を実施しました
  • 2025/04/02(Wed) 最近のイベント New!

    202534日、東京大学において、役員・部局長の方々約40名に参加頂き、「多様性と包摂性への理解深化・定着促進」の研修を行いました。東京大学ではD&Iに関する研修を継続して行っており、カレイディスト代表取締役社長兼CEOの塚原月子が昨年に引き続き講師を担当しました。

    冒頭、藤井輝夫総長より、多様性と包摂性は、東京大学のビジョンであるU Tokyo Compassの真ん中にある重要な取り組みであることが述べられました。参加者の皆さまは、職場として、また学びや研究の場として社会にも大きな影響力を持つ東京大学のD&Iの推進やその阻害要因等について、講義に加えてグループ討議や演習などを通じて自らの経験も踏まえながら熱心に向き合ってくださいました。


    東京大学HPでも紹介されています。
    U Tokyo ダイバーシティ&インクルージョン

  • リクルートエージェント Diversity Leaders Meetupに弊社代表取締役兼CEOの塚原とCOOの二木が登壇いたしました
  • 2025/03/17(Mon) 最近のイベント

    東京にて2日間、名古屋1日、大阪1日で開催され、各地で企業のDEI推進を担当される方々が、計80社より、計123名が参加されました。まず、基調講演では、多くの企業が直面しがちな悩み・課題を念頭に、DE&Iコンサルティングの経験に基づく考え方、成功につながりやすい取り組みプロセス、様々な事例などを取り上げました。その後、参加者による企業横断でのグループディスカッションにリクルート社員の皆さまやカレイディストの塚原・二木も参加させて頂き、更に懇親会ではより突っ込んだ情報交換なども行われ、多くの参加者より大変ご満足のお声をいただきました。

  • 公益財団法人日本生産性本部の経営アカデミー主催「次世代女性リーダー育成研修」に、 カレイディスト代表取締役社長兼CEOの塚原月子が登壇しました
  • 2025/02/12(Wed) 最近のイベント
    公益財団法人日本生産性本部の経営アカデミー主催「次世代女性リーダー育成研修」に、カレイディスト代表取締役社長兼CEOの塚原月子が登壇しました。

    本研修は、「経営戦略 x パーソナルグロース」を掲げて同アカデミーが新規開講したもの。2025年1月から3月までの期間、終日研修を全6回開催する密度の濃いもので、様々な業種の企業から今後組織の幹部職を担うことを期待される女性約20名が参加しています。塚原は、慶應義塾大学ビジネススクール准教授の芦澤美智子氏とのコラボレーションにより、Day4(2月12日)の午後のセッション「DE&Iと企業変革」を担当しました。

    参加者には、講師が指定した企業のサステナビリティレポートを読み、それぞれの企業のDE&I推進の特徴や課題、経営戦略との関連性などについて考察を加えてくるという事前課題をお願いし、研修当日は、DE&Iに関する基礎的なインプットの他は、ほぼ全編通じてグループディスカッションと発表、それに対する質疑応答や講評というインタラクティブな形式で進められました。

    あくまで「経営戦略」を身に付ける観点からDE&Iについて学んで頂くというスタンスの研修ということで、DE&Iが各企業をどのような変革に導こうとしているのか、各企業は変革の先にある未来をどのように描いておりその実現のためにどのようにDE&Iを推進しているのかということに留意しながら議論を進めました。

    参加者の中には、所属組織の中で人事やDE&Iを担当している女性もいる一方、業務上はDE&Iに全く関係なく、正直に言うとこのテーマにはあまり興味がなかったと打ち明けてくれる参加者もいました。そのような参加者も、DE&I推進は、多様な人の人権尊重を基盤に持ちつつも、実は企業変革のための有効な手段でもあり、経営戦略を担う上でDE&Iの本質理解が重要だということに強く興味を持つことができたと感想を述べてくれました。
  • 昭和女子大学と30% Club Japan共催の「トップマネジメントと語ろう、グローバル時代のビジネス・キャリア」のシンポジウムでモデレーターを務めました
  • 2025/01/20(Mon) 最近のイベント
    11月27日に昭和女子大学のグローバルビジネス学部及び30% Club Japanの共催で、「トップマネジメントと語ろう、グローバル時代のビジネス・キャリア」というテーマで第1部ではシンポジウム、第2部では分科会が開催され、昭和女子大学の学生及び30% Club Japanに加盟する大学の学生が参加しました。
    同シンポジウムでは、弊社代表であり30% Club Japanのアドバイザリー・ボードメンバーでもある塚原がモデレーターを務め、パネルディスカッションでは、女性幹部の育成の課題を「経験」「意識」「環境」から考えると題して、大学と企業のトップに語っていただきました。
    シンポジウムには、30%Club Japan のメンバー大学及びメンバー企業である、右から昭和女子大学総長の坂東眞理子様、上智大学学長の曄道佳明様、東京大学総長の藤井輝夫様、清水建設株式会社代表取締役会長の宮本洋一様、株式会社大和証券グループ本社取締役兼執行役副社長の田代桂子様が登壇しました。
    シンポジウムの冒頭では、トップマネジメントになられた各自のご経験をお話しいただきました。組織において、仕事を進めていく中で多方面の関わる人たちの異なる意見をまとめることを早い段階から経験することがマネージメントとしての手腕を磨いたというご経験から、今の時代は女性であっても男性と同じように経験を積み、登用されるチャンスはあると各トップから力強く語られました。
    次に、女性のより良いキャリア形成の前に立ちはだかる本質的な課題に関する議論では、男女共にある根強い性別役割分担意識や、アンコンシャス・バイアスを個人レベルでも組織レベルでも変えていく必要性と共に、キャリア形成において大学卒業後に就職というルートだけでなく、その後のステージに合わせて柔軟に起業、大学院で学び直す、NPOや企業に移るなど、キャリアルートの社会通念の構造的な課題を変えていく必要性も議論されました。
    最後に大学と企業が将来の女性人材育成の観点から連携するべきこととして、大学側からは短期のインターンシップを超えて、大学での学びを活かし、企業と長期的に人材を育てる、コーポラティブ・エデュケーションの仕組みの導入や企業と大学で新しい教育プログラムを一緒に開発するプラットフォームの産学共同開発なども提言されました。30% Club Japanが重視する「統合的アプローチ」の一環として大学と企業が連携することで、社会の意思決定層への女性参画を促していくという観点からも意義ある議論が行われました。
    さらに、組織で働く女性を念頭において、採用後には企業に対して女性を3つの「き(期待、鍛える、機会付与)」の観点から育成することの必要性、また女性自身も自ら手を挙げて、会社に貢献する自信を身に付けてほしいとのご意見も語られました。

    第2部の分科会では、学生たちが直接トップマネジメントの方々と対話する機会を設けるために少人数の3つの分科会に分かれ、第1部の登壇者及びモデレーターを務めた塚原も各分科会を巡回し、ファシリテーターの進行の元、学生たちの質疑応答にコメントしました。
    学生たちからは第1部のシンポジウムを受けて積極的に、研究分野で女性がライフイベントを経てもキャリアを続けていける方法について、女性が学生でも社会人でも味わうアンコンシャスバイアスの背景、現在の多様性が少ない公教育の壁、就職活動における自身のあり方、自分らしい個性の見つけ方等、様々な若い学生視点の疑問や意見を議論する機会になりました。
    普段大学生たちが接する機会はないであろう企業や大学のトップ、企業の現場で活躍するシニア管理職女性たちからの視点に触れて、本当のところ大人達は学生たちに何を期待しているのかを聞け、勇気づけられた貴重な機会であったのではないでしょうか。
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    同シンポジウムの詳細は、朝日新聞の採録記事のデジタル版でもご確認いただけます。
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  • インドネシア・バリでの「G20 女性のエンパワーメント担当閣僚会合(G20 Ministerial Conference on Women Empowerment)」への参加 及びマレーシア・クアラルンプールでの「Women Empowerment Seminar」での講演
  • 2022/09/05(Mon) 最近のイベント
     8月24日、25日にかけて、今年のG20議長国であるインドネシア政府が主催する、バリ島で開催された「G20  女性のエンパワーメント担当閣僚会合( G20 Ministerial Conference on Women Empowerment)」にG20 EMPOWERの日本共同代表として弊社代表の塚原が参加しました。
     同会合には、G20各国の女性エンパワーメント担当閣僚、G20 EMPOWER(経済・ビジネスにおける主要な役割を担う女性の増加とエンパワーメント達成のための民間セクターのアライアンス)やWomen 20の各国代表、ILO、We-Fi、WEConnect Internationalなど国際機関、国際NGOの代表者らが出席しました。
     コロナ感染症の大流行によって最も大きな影響を受けたのが女性であることを踏まえ、
    「Recover Together, Recover Stronger to Close Gender Gap」をテーマに、2日に渡り3つのテーマ別セッションで女性のエンパワーメントについて議論されました。(第1テーマ「無償のケアワークと労働市場における機会損失に焦点を当てたポストCovid-19ケアの経済的側面」(The economic aspects of post-Covid-19 Care, focusing on unpaid care work and missed opportunities in the labor market)」、第2テーマ「デジタルにおけるジェンダーギャップの是正(Closing Digital Gender Gap: Women’s Participation in the Digital Economy and Future Work)」、第3テーマ「女性の起業(Women’s Entrepreneurship: Accelerating Equality, Accelerating Recovery)」)会合後、議長声明(英語)が発出されました。
     日本からは小倉女性活躍担当大臣・内閣府特命担当大臣(男女共同参画)がオンラインで登壇し、日本の男女共同参画の現状や取り組みについてスピーチされました。

     塚原はG20 EMPOWER代表の一員として、インドネシアのビンタン・プスパヨガ女性エンパワーメント・子ども保護大臣へ、ビジネス分野における女性活躍の好事例や専門的な提言としてまとめた「2022年版G20 EMPOWERベストプラクティス・プレイブック」を手交しました。
     会合を終えて塚原は次のようにコメントしています。「G20の枠組みにおいて、女性のエンパワーメント担当閣僚が集まって議論する機会が、2021年イタリア議長国下での会合に続き継続していることは大きな意義を持つと思います。会合の前日に完成したプレイブックを手にし、プスパヨガ大臣に手交できたことは感激でした。また、来年G20の議長国を務めるインドの代表やILO、ERIAなど国際機関の専門家たちと会合やディナーイベントなどを通じて対面で議論ができたことが、今後の協働に向けてもとても役立つと感じました。」

     続いて8月26日には、マレーシアのクアラルンプールにて、在マレーシア日本国大使館、マレーシア政府系機関であるTalent Corp、MIT Sloan Schoolアジア支部としてクアラルンプール中心部に設立されたAsia School of Businessが共催する「Women Empowerment Seminar」に出席し、塚原は株式会社カレイディスト代表、そしてG20 EMPOWER日本共同代表として基調講演及びパネルディスカッションに登壇しました。
     同セミナーには、現地で女性のエンパワーに関心が高い一般の方々、Asia School of Business の学生、在マレーシアの現地・外資法人社員、リーダーシップ層などが集いました。
     在マレーシア日本国大使館 狩俣篤志公使による開会挨拶に続き、基調講演に登壇した塚原からは、G20 EMPOWERとして女性の活躍推進におけるG20諸国の民間ビジネスセクターと政府への提言の紹介、世界からみた日本のジェンダー格差の現状と課題、日本政府による女性活躍の重点方針やビジネスセクターによる取り組み状況などについて説明しました。マレーシアと日本が同分野で協働する意義などについて語りました。
     セミナーを終えた塚原は次のようにコメントしています。「日本もマレーシアも、ジェンダー格差の現状においては、残念ながら世界の中で共に低位にありますが、今回、マレーシアの人材開発専門家や女性問題アドボカシー専門家の皆さんとの議論を通じて、両国が切磋琢磨協働することで改善できることが多いように感じました。また、現地のセミナー参加者は大変熱心で、時間を超過して議論が続けられました。」

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