2020年11月27日(金)日経 ウーマンエンパワーメントプロジェクト『ジェンダーギャップ会議』でカレイディストの塚原月子が「EMPOWER – 今こそ、女性の経営参画の実現に向き合おう」という内容の講演を行いました
日経ウーマンエンパワーメントプロジェクト『ジェンダーギャップ会議』で講演を行いました。


今回は日本橋三井ホールでたくさんのカメラの前で、無観客でのライブ配信ということでいつもとは違った緊張感を感じながらの講演でした。

本年立ち上がった女性の参画を推進する国際ビジネスアライアンスEMPOWERをタイトルに入れ、今後の女性の活躍、企業と社会の成長の方向性についてお話しました。
ジェンダー主流化とは政治、経済、社会の全ての重要なアジェンダにジェンダーの視点を取り入れていくという考え方で、G20首脳レベルでは2018年の首脳宣言で取り入れられました。企業の重要な意思決定・戦略的課題を考える際にもジェンダーの視点を必ず入れることが重要と言えます。
SDGs#5として位置づけられているジェンダー平等ですが、ジェンダー平等の実現は全てのSDGsに貢献すると思っています(故吉田晴乃さんのメッセージ)。
ジェンダー主流化という世界潮流の中で立ち上がったEMPOWERはビジネスセクターにおいて主要な役割を担う女性、意思決定層における女性の参画とエンパワーメントを加速化するための民間ビジネスセクターの国際アライアンスです。G20大阪サミットでEMPOWERの立ち上げが合意され、G20首脳に対して提言を実施していくという役割も担っています。
参画していただているビジネス自らが実行に重きを置き、意思決定層への女性の参画とそれに至るパイプラインの育成についてEMPOWERで議論、提案しています。
ダイバーシティとインクルージョンの推進の中でも戦略的フォーカスとして、単なる両立施策ではなく、女性のエンパワーメントが今後の課題だと思います。その一つとして、無意識の偏見が悪影響を及ぼさないような育成・評価の「仕組み化」が、今後の日本ビジネスセクターにおけるジェンダー平等進展へとつながると思っています。
総合的な官民を捲き込んだ取り組みとして様々な施策に取り組んでいきます。
多様な人、あらゆるジェンダーの人がオーセンティックなありのままの自分の価値を最大限発揮し、組織や社会に貢献ができることが、新しい成長のカタチを創っていくことになると思います。
講演の内容は下記よりご覧いただけます。