公益財団法人日本生産性本部の経営アカデミー主催「次世代女性リーダー育成研修」に、 カレイディスト代表取締役社長兼CEOの塚原月子が登壇しました
公益財団法人日本生産性本部の経営アカデミー主催「次世代女性リーダー育成研修」に、カレイディスト代表取締役社長兼CEOの塚原月子が登壇しました。
本研修は、「経営戦略 x パーソナルグロース」を掲げて同アカデミーが新規開講したもの。2025年1月から3月までの期間、終日研修を全6回開催する密度の濃いもので、様々な業種の企業から今後組織の幹部職を担うことを期待される女性約20名が参加しています。塚原は、慶應義塾大学ビジネススクール准教授の芦澤美智子氏とのコラボレーションにより、Day4(2月12日)の午後のセッション「DE&Iと企業変革」を担当しました。
参加者には、講師が指定した企業のサステナビリティレポートを読み、それぞれの企業のDE&I推進の特徴や課題、経営戦略との関連性などについて考察を加えてくるという事前課題をお願いし、研修当日は、DE&Iに関する基礎的なインプットの他は、ほぼ全編通じてグループディスカッションと発表、それに対する質疑応答や講評というインタラクティブな形式で進められました。
あくまで「経営戦略」を身に付ける観点からDE&Iについて学んで頂くというスタンスの研修ということで、DE&Iが各企業をどのような変革に導こうとしているのか、各企業は変革の先にある未来をどのように描いておりその実現のためにどのようにDE&Iを推進しているのかということに留意しながら議論を進めました。
参加者の中には、所属組織の中で人事やDE&Iを担当している女性もいる一方、業務上はDE&Iに全く関係なく、正直に言うとこのテーマにはあまり興味がなかったと打ち明けてくれる参加者もいました。そのような参加者も、DE&I推進は、多様な人の人権尊重を基盤に持ちつつも、実は企業変革のための有効な手段でもあり、経営戦略を担う上でDE&Iの本質理解が重要だということに強く興味を持つことができたと感想を述べてくれました。

