経済産業局等課長研修にて「組織力を強化するインクルーシブ・リーダーシップ」をテーマに研修を実施
2025年12月3日(水)、経済産業局等の課長職の皆様を対象とした研修にて、弊社代表取締役社長兼CEOの塚原月子およびCOO最高執行責任者の二木桂子が「組織力を強化するインクルーシブ・リーダーシップ ~個の力を引き出し、MVV実現へとつなげる多様性マネジメント~」をテーマに講師を務めました。
研修ではまず、小グループで各受講者が所属する経済産業局や保安監督部を取り巻く経済・社会環境の変化やそれに伴って組織が直面する課題について討議いただきました。
講義でも、日本の国際競争力ランキングの低下や人口動態の変化といったデータに触れ、非連続で複雑な変化が続く環境下においては、多様な人材の視点や発想を活かす「多様性マネジメント」が、各組織が直面する課題の解決にもつながることに理解を得ました。
どのように多様性をマネジメントするか、単に多様な人材を集めるだけでは組織のパフォーマンスは向上せず、一人ひとりが尊重され力を発揮できる「インクルージョン」があってこそ、イノベーションや収益向上につながる、そのために受講者各自がインクルーシブ・リーダーシップを発揮することの意義について考えました。
演習では、架空の経済産業局を舞台としたケーススタディを実施。 インクルーシブ・リーダーに求められる5つの資質(エンパワーメント、アカウンタビリティ、勇気、謙虚、寛容) を基に、多様な特性を持つ部下のマネジメントや、MVV(Mission, Vision, Values)実現に向けたチームビルディングについて、活発な議論が行われました。 最後には、参加者一人ひとりがご自身のリーダーシップを振り返り、明日からの具体的な行動変容に向けたアクションプランを策定しました。

